育児 離乳食

離乳食の進め方が学べる本|パパに人気の3冊

離乳食ってどう始めるの?パパの本音

初めての育児では、「離乳食って、何から始めればいいの?」と頭を抱える場面が本当に多いです。

私自身も、育児書とネット記事を何本も読んで混乱しました。「10倍がゆって何?」「いつから野菜?」「ミルクはどうするの?」と、疑問が次々にわいてくるのです。

こうしたときこそ、信頼できる一冊が手元にあると心が落ち着きます。私が最初に手に取ったのは『365日の離乳食カレンダー(女子栄養大学出版部)』という本でした。なぜこの本が良かったかというと、1日ごとに「今日やること」が書いてあり、先の心配をしなくて済むからです。まるでカーナビのように、今どこにいて、次に何をすればいいかを教えてくれます。

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育児は初めてのことだらけで、正解が見えにくいからこそ、「何を、いつ、どうやって」という道しるべがあると、心にゆとりが生まれます。はじめから完璧を目指すのではなく、まずは“安心して進められる”環境を作ることが、パパとしての第一歩だと思います。

最初は何をあげたらいいの?

離乳食のスタートで一番悩んだのが、「まず何をあげればいいのか」ということでした。私もそうでしたが、「10倍がゆってなんだ?」というところから始まる人も多いと思います。

結論から言うと、最初は「10倍がゆ(お米をたっぷりの水で煮たおかゆ)」を小さじ1から与えるのが基本です。

赤ちゃんにとっては、母乳やミルク以外のものを口にする初めての体験なので、味・舌ざわり・温度すべてに注意が必要になります。

実際にやってみると分かるのですが、「つぶす・こす・なめらかにする」という作業は意外と手間です。私は最初、鍋でがんばって10倍がゆを作っていましたが、失敗続きでした。そんなときに助けられたのが「リッチェル わけわけフリージングトレー」という商品でした。小分けして冷凍できるので、一度作っておけば数日分の準備が一気に整います。

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また、お米を炊くのが面倒な方は「ピジョンのベビーフードシリーズ」にある10倍がゆのレトルトも便利です。無添加で、素材の味だけなので安心して使えます。

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最初の離乳食は、

  • 無理をしない
  • 手間を減らす工夫をする
  • 赤ちゃんの様子をよく見る

この3つを意識するだけで、ずいぶん楽になります。パパがやってみると「簡単じゃないけど、やれる」と実感できます。

ネット情報はバラバラで不安…

育児をしていて一番怖いのは、情報が多すぎてどれを信じていいか分からなくなることです。

30代パパ 30代パパ
私も育児サイト、SNS、動画など、いろいろ見ましたが、「初期は果物OK」「いやNG」など意見が真っ二つに分かれていることも多く、正直、かなり戸惑いました。

ネット情報は便利ですが、情報の出どころがバラバラで、統一感がありません。特に、実際の育児経験よりもアクセス数狙いの記事も多いため、初心者パパには判断が難しいのが現実です。

そういったときに頼れるのが、本の存在です。たとえば、『はじめての離乳食オールガイド(主婦の友社)』は、

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管理栄養士の堤ちはるさんが監修。月齢別にしっかり分類されており、食材の切り方やかたさも写真付きで分かりやすい!初めてでも安心して始められる一冊です。

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  • 医師や栄養士などの監修がある
  • 食材ごとの使い方や注意点がまとまっている
  • 月齢別に必要なステップが丁寧に説明されている

このように、情報が一本の線として整理されていて、迷わないのが魅力です。

さらに、紙の本はパートナーとも一緒に見やすく、夫婦で共通認識が持てるのも大きなメリットでした。私の場合、スマホ画面を見せるよりも、「このページのここだよ」と本を指差して話す方が、ずっとスムーズでした。

まとめると、ネットは“便利な補助”として活用し、本を“基本の軸”として持つことが、離乳食の不安を減らすコツです。試行錯誤してきたパパだからこそ断言できます。

離乳食 進め方 本でわかる3つのこと※要約

月齢ごとの進め方の目安

離乳食を始めるうえで大切なのは、「いつ、何を、どのくらい」あげればよいかという目安を知ることです。私も最初は、生後5か月でスタートするという基本を知らず、開始が遅れてしまいました。結果的に、子どもが食べることを嫌がり、リズムを作るのが難しくなった経験があります。

実際のところ、離乳食は以下のように月齢ごとに段階的に進めていくのが一般的です。

  • 生後5~6か月:ゴックン期(10倍がゆからスタート)
  • 生後7~8か月:モグモグ期(つぶした野菜、白身魚など)
  • 生後9~11か月:カミカミ期(柔らかく煮たうどん、豆腐など)
  • 1歳~1歳半:パクパク期(手づかみ食べも始まる)

こうした進め方を図でまとめてくれているのが、『これで安心!離乳食のきほん事典(西東社)』という本です。この本には、「この時期はこのくらいでOK」「無理しなくて大丈夫」といった温かい言葉が添えられており、育児に不慣れなパパでも迷わず行動に移せます

先が見えると、気持ちに余裕が生まれます。目安がはっきりすれば、毎日「これでいいのかな?」と悩む時間が減って、子どもと向き合う時間に変えられると実感しました。

食材の選び方と調理の工夫

離乳食で使う食材は、赤ちゃんの体にとって安心で、消化しやすいものを選ぶ必要があります。私も初めのころは、スーパーで野菜を見るたびに「これはいつからOKなんだろう?」とスマホで調べながら買い物していました。

たとえば、初期に使いやすい食材としては以下のようなものがあります。

  • お米(10倍がゆ)
  • にんじん、かぼちゃ(よく煮て、すりつぶす)
  • りんご(加熱してペースト状に)

調理の工夫として役立ったのが、「和光堂の手作り応援シリーズ」です。

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これは素材だけを粉末にしたもので、例えば「にんじんフレーク」などがあり、お湯を加えるだけで離乳食が完成します。調理時間が取れない平日の朝や、子どもがぐずっていて手早く済ませたいときに非常に助けられました。

また、食材の選び方だけでなく、「どう調理するか」も重要です。私は「リッチェルの離乳食調理セット」を使っていて、すり鉢・こし器・レンジ対応容器が一つにまとまっており、洗い物も減らせました。

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無理にすべて手作りにこだわる必要はありません。赤ちゃんの体調や自分の生活に合わせて、市販品と手作りをうまく組み合わせることが、長く続けるコツだと感じています

量とタイミングのポイント

離乳食で失敗しやすいポイントの一つが、「どれくらいあげたらいいか、いつあげたらいいか」が分かりにくいことです。

私も最初のころ、「多すぎたのかも」「この時間でよかったのか?」と毎回悩みながらあげていました。

大切なのは、月齢に応じた目安量と、授乳とのバランスを知っておくことです。たとえば、初期(生後5~6か月)は1日1回、小さじ1からスタート。だんだんと回数と量を増やし、1歳頃には1日3回の食事が基本になります。

目安としては以下の通りです:

  • 初期(5~6か月):1回、小さじ1から。母乳orミルクメイン
  • 中期(7~8か月):1日2回。全体で80〜100g程度
  • 後期(9〜11か月):1日3回。主食+副菜で合計150g前後

タイミングについては、赤ちゃんが機嫌のよい時間を選ぶのがポイントです。私は午前中、10時頃に与えることが多かったです。理由は、赤ちゃんの眠気や疲れが少なく、吐き戻しの心配も少なかったからです。

結局のところ、「ちょうどいい量」とは赤ちゃんの反応を見ながら決めるものです。本を参考にしながら、実際の様子に合わせて柔軟に調整することが大切だと身をもって感じました。

育児初心者パパが選んだ本3選

1冊目|初めてにぴったりの基本本

初めて離乳食に取り組むとき、「とにかく何をすればいいのか分からない」という不安が真っ先に出てきました。私も例外ではなく、おかゆの作り方すら検索しながら進めていたほどです。そんな私にとって、最初に手に取って本当に役立ったのが『はじめての離乳食オールガイド(主婦の友社)』でした。

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管理栄養士の堤ちはるさん監修、月齢別のステップがひと目で分かる頼れる一冊。初めての離乳食もこれがあれば安心して進められます。

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この本の良いところは、専門用語を使わず、赤ちゃんの食事がどのように進んでいくのかが図と写真でわかりやすく説明されている点です。とくに以下のポイントが初心者パパには助かりました。

  • 月齢別のステップがひと目で確認できる
  • 食材の「使える時期」がアイコンで分かる
  • 手作りと市販の使い分け方も紹介されている

さらに、調理器具の選び方や冷凍保存の方法まで網羅されており、まさに「これ一冊あれば大丈夫」と思える内容でした。情報が整理されていると、無理に覚えようとせずにその都度確認するだけで対応できるので、精神的にも余裕が生まれます。

これから離乳食を始める方にとっては、まさに道しるべになる一冊だと、自信をもっておすすめできます。

2冊目|忙しい日も安心な時短本

育児と仕事の両立は想像以上に大変で、帰宅してから離乳食の準備をする余裕がない日もあります。そんなときに頼れるのが、冷凍ストックを使った時短レシピ本です。私が愛用していたのは『フリージングで離乳食(講談社)』という一冊でした。

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この本が優れているのは、「少ない手間でしっかり栄養が取れる」方法が具体的に紹介されているところです。たとえば、週末に作りおきした離乳食を、平日どう使い回せばよいかが表で示されており、とても見やすく実践しやすかったです。

忙しい日でもこの本のおかげで、以下のような工夫ができるようになりました。

  • 食材をまとめて下ごしらえし、冷凍保存
  • 1回分ずつ小分けにしてムダを減らす
  • 組み合わせ次第で味に変化をつける

加えて、使いやすい保存グッズとして「リッチェルのわけわけフリージングトレー」も紹介されており、実際に使ってみてとても便利でした。食材がきれいに取り出せるので、洗い物も減らせます。

離乳食は「毎日完璧」にこだわるよりも、「無理なく続けられること」が大切だと、この本を読んで気づきました。特に共働きの家庭や、ワンオペが多いパパには心強い味方になる一冊です。

3冊目|迷ったらこれ!人気のロングセラー

離乳食について調べていると、あまりに情報が多くて、どれを信じていいか分からなくなることがあります。私も最初の頃は毎回ネット検索に頼っていましたが、見るたびに違う内容が書かれていて混乱しました。そんなときに出会ったのが、『最新 365日の離乳食カレンダー(女子栄養大学出版部)』です。

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この本は、発売から長年愛されてきた定番の一冊で、「今日なにをあげればいいか」が日ごとに書いてあるのが大きな特長です。とくに、以下の点が私のような迷いやすいパパにはありがたかったです。

  • 1日ごとの進め方がカレンダー形式で見やすい
  • 食材の組み合わせや味つけの変化もわかる
  • 月齢別に写真付きでメニュー例が載っている

たとえば、「今日は10倍がゆとにんじんペースト」というふうに、次に何をすればいいのかが自然と分かる構成になっており、日々の不安がぐっと減りました。

この本は、ママパパ問わず育児初心者にとって「とりあえずこれを読めば安心」という存在です。情報の信頼性も高く、女子栄養大学出版部が監修していることから、内容もぶれがありません。

「難しいことは抜きにして、とにかく失敗せずに始めたい」という方には、迷わずおすすめできる一冊です。人気があるのには理由がある、そう納得させてくれた本でした。

離乳食を楽しくするために

完璧を目指さず「できた」でOK

30代パパ 30代パパ
離乳食作りにおいては、「ちゃんとしなきゃ」「全部手作りでなきゃ」とつい気負ってしまうことがあります。私も初めの頃は、無添加のだしを取り、食材はすべて手作業でつぶすなど、気合を入れすぎて疲れてしまいました。

ですが、離乳食は完璧を目指すより、“できたこと”を喜ぶ気持ちが何より大事だと実感しました。なぜなら、赤ちゃんにとっての初めての食事は、味そのものより「食べることに慣れる」ことが大切だからです。最初から完食しなくても、口に入れるだけで十分前進しています。

私が試して良かったのは、以下の工夫でした。

  • 市販のベビーフード(ピジョン・キューピー)をストックしておく
  • おかゆは「まつやの10倍がゆパウダー」を活用して時短

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  • 忙しい日は「すでに作ってあるものを温めるだけ」と割り切る

たとえば、ピジョンの「やさいとなかよしシリーズ」は無添加で素材の味がそのままなので、手作りにこだわる人でも使いやすいと感じました。これがあったおかげで、「今日はこれでいい」と安心できた日が何度もあります。

毎日全力でやらなくていい。昨日より1つでもうまくいったら、それでOK。そう考えるようになってから、私自身も離乳食の時間を前より楽しめるようになりました。

子どもの反応を楽しもう

離乳食の時間をより楽しくするために、「食べさせる」ことばかりに目を向けず、赤ちゃんの反応そのものを楽しむ視点を持つことがとても大切だと思っています。私も最初は「ちゃんと食べたか」「残さなかったか」ばかり気になっていましたが、ふと表情を見たとき、そこに思わず笑ってしまうような発見がありました。

たとえば、にんじんを初めてあげたときは、あまりのすっぱそうな顔に思わず笑ってしまいました。少しずつ食べられるようになっていく過程は、まるで毎日が新しいチャレンジの連続です。その瞬間を一緒に楽しむことが、パパとしての喜びにもつながります。

私がやって良かったのは、こんな工夫です。

  • 一口ごとに顔のリアクションを見る
  • スプーンを自分で持たせてみる
  • 動画で記録して、家族と共有する

実際に、スマホで「初おかゆ」の瞬間を撮影したところ、祖父母にもとても喜ばれました。思い出にもなり、育児のやる気も自然とわいてきます。

「食べる=栄養」だけでなく、「食べる=コミュニケーション」と捉えるようになると、うまくいかない日も気持ちに余裕が出てきます。毎回がうまくいかなくても、赤ちゃんの表情を見て「今日もがんばったね」と笑い合える時間こそ、離乳食の一番のごほうびかもしれません。

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