育児 離乳食

離乳食 豆腐 後期|栄養満点アレンジ公開

試行錯誤を繰り返すパパのつぶやき

はじめまして。30代の子育て奮闘中パパです。

妻が仕事復帰してからというもの、離乳食づくりはすっかり私の担当になりました。 最初のころはおかゆすらまともに作れず、何度も焦がしては赤ちゃんに「ごめん」と謝っていました。

そんな私でも、少しずつ料理が楽しいと思えるようになったきっかけが、 「豆腐」でした。

豆腐は...

  • 火が通りやすい
  • アレンジしやすい
  • 栄養たっぷり
  • 赤ちゃんの反応も良い

何より、自分の手で作ったごはんを笑顔で食べてくれる姿に、思わずジーンとしました。

この記事では、私が実際に作ってよかったと感じた 「栄養満点の豆腐アレンジ」5つをご紹介します。

離乳食後期にぴったりのレシピばかりなので、料理が得意じゃないパパや、忙しいママにもおすすめです。

豆腐が後期離乳食に最適な理由

ポイント:豆腐は 離乳食後期の栄養源としてぴったり!

豆腐は、離乳食の後期にぴったりな食材です。

理由はとてもシンプルで、 栄養がしっかり取れる・手軽に調理できる・赤ちゃんが食べやすいという、パパにとってありがたい三拍子がそろっているからです。

まず、豆腐はたんぱく質のかたまりです。

赤ちゃんの体や脳の発達を支える栄養がしっかり詰まっています。 特に「木綿豆腐」は「絹ごし豆腐」よりも 鉄分やカルシウムが多く、成長期の赤ちゃんにうれしい内容です。

たとえば、こんな栄養素が入っています:

  • たんぱく質:体をつくる土台になります
  • カルシウム:骨や歯を丈夫にします
  • 鉄分:赤血球を作るのに必要です

さらに、豆腐はやわらかくて口あたりが良いので、 まだ歯が生えそろっていない赤ちゃんにもぴったりです。

我が家では、以下のような商品をよく使っています:

  • 森永 絹とうふ:開けてすぐ使える便利さが魅力
  • さとの雪 北の大豆:大豆の甘みが強くて赤ちゃんも食べやすい

メモ:味がうすくてクセがないのも豆腐の強み。 にんじん・しらす・ほうれん草など、どんな素材ともなじみやすいのでアレンジがしやすいです。

手間が少なくて、栄養たっぷり。 そして、何より赤ちゃんがよく食べてくれる

だから私は、豆腐を離乳食後期の“相棒”としてこれからも使い続けるつもりです。

離乳食 豆腐 後期の基本ポイント

後期は豆腐で鉄分補給

離乳食って本当に鉄分が大事なんだって、小児科で言われて焦りました…。豆腐で補えるの、助かります。

離乳食後期になると、母乳やミルクだけでは鉄分が不足しやすくなると聞きました。

私も小児科の先生にその話をされてから、鉄分を意識した食事を心がけるようになりました。その中でも、豆腐は手軽に鉄分を補える食材として大活躍してくれています。

なぜなら、特に木綿豆腐には絹ごし豆腐より多くの鉄分が含まれているからです。

木綿 vs 絹ごし|100gあたりの鉄分量

  • 木綿豆腐:約1.2mg
  • 絹ごし豆腐:約0.5mg

数字で比べると、差はかなりあります。

私は「さとの雪 北の大豆(木綿)」を使うことが多く、コクもあって赤ちゃんの食いつきもいいと感じています。

さらに、ビタミンCと一緒にとると鉄分の吸収率が上がると聞いたので、以下の食材をよく一緒に使っています。

  • ブロッコリーやキャベツ(ゆでて細かく)
  • じゃがいも・さつまいも(甘みがあって◎)
  • にんじん(彩りと栄養もUP)

メモ:鉄分補給には「毎日の少しずつ」がコツ。豆腐は味付けなしでも食べてくれて助かっています。

アレルギー対策の注意点

豆腐は便利で栄養満点ですが、大豆アレルギーの心配がある食材でもあります。

私も最初に豆腐をあげるときは、かなり慎重になりました。まずはごく少量を朝に与える。そして半日〜1日しっかり様子を見る。これが大切だと痛感しました。

注意:初めての食材は「朝・少量・単品」で与えるのが基本です。

アレルギー反応として特に注意すべき症状は以下のとおりです:

  • 口のまわりや体に赤いポツポツ
  • 急な下痢・吐き戻し
  • ゼーゼーした呼吸や元気がなくなる

幸い息子には何も出ませんでしたが、最初の1週間は慎重に進めました。

また、使用する豆腐の種類も重要です。

「にがり」で固めた豆腐はお腹に負担がかかることがあると聞いたので、「グルコノデルタラクトン(GDL)」使用のものを選ぶようにしています。

我が家でよく使っている豆腐

  • さとの雪 北の大豆:GDL使用・無添加・やさしい味
  • 森永 絹とうふ:開封後すぐ使えて保存も◎

離乳食は赤ちゃんの体調を見ながら、「焦らず・比べず・ゆっくりと」が基本だと心から思います。

離乳食 豆腐 後期|簡単5分アレンジ

豆腐と野菜のやわらか蒸し

忙しい朝に手軽で、栄養もとれて、しかも赤ちゃんがよく食べる。うちの定番メニューになりました。

豆腐と野菜を使ったやわらか蒸しは、離乳食後期の赤ちゃんにぴったりの一品です。

手軽に作れて栄養バランスも良く、私のような料理初心者のパパでも失敗しづらいので、かなり重宝しています。

おすすめの理由は3つ

  • 材料がシンプルで入手しやすい
  • 電子レンジで作れるから調理時間が短い
  • 野菜と豆腐で栄養バランス◎

我が家の定番レシピ(1食分)はこちら:

材料

  • 絹ごし豆腐:50g(森永 絹とうふなどもおすすめ)
  • にんじん:10g(すりおろし)
  • ほうれん草:10g(みじん切り)
  • だし汁:50ml(赤ちゃん用和風だしがおすすめ)

作り方

  1. 豆腐はキッチンペーパーで水切りし、なめらかにつぶす
  2. すりおろしにんじん・みじん切りのほうれん草を混ぜる
  3. だし汁を加えてさらによく混ぜ、耐熱容器に移す
  4. ラップをふんわりかけ、電子レンジ(600W)で約2分加熱
  5. 粗熱を取り、赤ちゃんが食べやすい大きさに分けて完成

メモ:ブロッコリーやかぼちゃを加えても美味しいです。野菜のアレンジで栄養も飽きも防げます。

私は最初、加熱時間を間違えてかたくなってしまいましたが、加熱は「短め→足す」が失敗しにくいです。様子を見ながら調整するとうまくいきます。

レンジでできる豆腐おやき

手づかみを始めた頃、初めて作った豆腐おやきで、息子が自分で食べてくれたときはちょっと感動しました。

豆腐おやきは、手づかみ食べを始めた赤ちゃんにぴったりです。

しかも、電子レンジだけで作れるので洗い物も少なく、忙しい朝にもぴったり。外は香ばしく、中はふわっとやさしい食感。赤ちゃんの食べやすさと手軽さを兼ね備えた一品です。

おすすめポイントはこれ!

  • 火を使わず電子レンジで作れる
  • 小分け冷凍で作り置き可能
  • 形を変えれば手づかみにもスプーン食べにも対応

材料(5〜6個分)

  • 絹ごし豆腐:150g(「森永 絹とうふ」など水分が少ないタイプが使いやすい)
  • お好みの野菜:40g(にんじん・ほうれん草などをみじん切り)
  • 米粉:大さじ3(小麦粉でも代用OK)
  • ツナ:30g(オイル・食塩不使用がベター)

作り方

  1. 豆腐はキッチンペーパーで包んで軽く水切り
  2. すべての材料(豆腐・野菜・米粉・ツナ)をボウルに入れてよく混ぜる
  3. 一口大に丸めて耐熱皿に並べる
  4. ラップをふんわりかけて電子レンジ600Wで約2分加熱
  5. 粗熱を取って、赤ちゃんが持ちやすい形に整える

メモ:冷凍保存もOK。保存容器に入れて冷凍庫へ。朝の忙しい時間にチンするだけで1品完成します。

わが家では、にんじんとほうれん草を使うことが多いですが、かぼちゃやさつまいもなど甘みのある野菜もおすすめです。

ツナが苦手な場合は、しらすや納豆でアレンジしてもOK。赤ちゃんの好みに合わせていろんな組み合わせが楽しめます。

離乳食 豆腐 後期|手づかみアレンジ術

ふんわり豆腐ハンバーグ

手づかみ食べを始めた息子に、初めて作った豆腐ハンバーグ。自分で持って食べてくれたときは感動しました。

豆腐ハンバーグは、手づかみ食べの練習に最適な一品です。

柔らかくて食べやすく、栄養バランスも良いため、離乳食後期の赤ちゃんにぴったりです。

おすすめポイント:

  • 手づかみしやすい形状で食べやすい
  • 豆腐と鶏ひき肉でたんぱく質が豊富
  • 冷凍保存が可能で作り置きに便利

材料(小さめ10個分)

  • 鶏ひき肉:200g
  • 絹ごし豆腐:150g
  • 片栗粉:大さじ2
  • お好みの野菜:適量(にんじん、玉ねぎ、ピーマンなどをみじん切り)
  • 塩・こしょう:少々(なくても可)

作り方

  1. 野菜をみじん切りにする。
  2. ボウルに鶏ひき肉、豆腐、野菜、片栗粉を入れてよく混ぜる。
  3. 小さめのハンバーグ形に成形する。
  4. フライパンに少量の油を熱し、弱火で両面を焼く。
  5. 中まで火が通ったら完成。

メモ:冷凍保存する場合は、焼いた後に粗熱を取り、1個ずつラップに包んで冷凍庫へ。解凍は電子レンジでOKです。

野菜は冷蔵庫にあるものでアレンジ可能です。例えば、ブロッコリーやかぼちゃを加えると、さらに栄養価がアップします。

もちもち豆腐パンケーキ

朝食やおやつにぴったりの豆腐パンケーキ。息子も手づかみでパクパク食べてくれます。

豆腐パンケーキは、手づかみ食べの練習に最適な一品です。

豆腐を使うことで、ふんわりとした食感になり、赤ちゃんも食べやすくなります。

おすすめポイント:

  • 豆腐の栄養が摂れる
  • 手づかみしやすいサイズで食べやすい
  • 冷凍保存が可能で作り置きに便利

材料(ミニサイズ約10枚分)

  • 絹ごし豆腐:150g
  • ホットケーキミックス:100g
  • 卵:1個
  • 牛乳:50ml
  • バナナ:1本(完熟をつぶす)

作り方

  1. ボウルに豆腐を入れて滑らかになるまで混ぜる。
  2. ホットケーキミックス、卵、牛乳、つぶしたバナナを加えてよく混ぜる。
  3. フライパンを熱し、薄く油をひいて生地をスプーンで落とす。
  4. 弱火で両面を焼き、火が通ったら完成。

メモ:冷凍保存する場合は、焼いた後に粗熱を取り、1枚ずつラップに包んで冷凍庫へ。解凍は電子レンジでOKです。

バナナの代わりに、さつまいもやかぼちゃを加えても美味しく仕上がります。赤ちゃんの好みに合わせてアレンジしてみてください。

離乳食 豆腐 後期|飽きないコツと工夫

調味料なしでも美味しい方法

豆腐は便利だけど、毎日だと「またか…」って顔をされることも。正直ショックでした。

調味料なしでもおいしく食べてもらうコツは、「香り」と「食感」の工夫にあります。

私の経験上、以下のようなアレンジが特に効果的でした。

  • しらすやかつお節を加えて風味を足す
  • にんじんやかぼちゃで甘みをプラス
  • 片栗粉でとろみをつけたり、軽く焼いて香ばしさを出す

中でも「にんじん+豆腐+かつお節」の組み合わせは、息子のお気に入りになりました。

メモ:味つけゼロでも、「風味」「甘み」「食感」の3点を工夫すれば飽きにくくなります。

調味料に頼らずとも、ほんの少しの工夫で豆腐は飽きずに続けられる万能素材になります。

赤ちゃんの食欲アップの秘訣

せっかく作ったのに半分以上残されると、正直へこみますよね…。私もよくありました。

でも試してみてよかったのが、「見た目」と「におい」の工夫でした。

ちょっとした工夫で、赤ちゃんの反応がガラッと変わります。

  • 緑やオレンジの野菜を使って色どりを出す
  • かつお節やしらすで香りをプラス
  • 団子やおやきにして手づかみしやすくする

たとえば、白い豆腐だけだと反応が薄くても、ブロッコリーやにんじんを混ぜるだけで興味を持ってくれるようになりました。

また、スプーンが苦手な時期には、丸めて団子やスティック形にすると、自分で持ってくれて食べやすそうでした。

ポイント:「自分で食べてみたい!」と思わせる工夫が、食欲アップの近道です。

離乳食 豆腐 後期|冷凍保存と時短テク

作り置き豆腐レシピのコツ

離乳食は毎日のことなので、作り置きができると本当に楽になります。

特に豆腐を使ったおやきや団子は冷凍保存しやすく、時間がない日でもすぐ出せるので重宝しています。

ただし、解凍後にベチャッとなることもあり、「水分の調整」と「形の工夫」が大事だと感じました。

  • 絹ごし豆腐は軽く水切り(キッチンペーパーでしっかり包む)
  • 片栗粉や米粉を少し混ぜることで崩れにくくなる
  • 1回分ずつ小分け冷凍しておくと便利

我が家では「森永 絹とうふ」を愛用しています。開封後すぐ使えて、においも少なく食べやすいです。

メモ:冷凍ストックがあると、忙しい日も「ごはんどうしよう…」と焦らずにすみます。

解凍で失敗しない秘訣

冷凍まではうまくいってたのに、解凍したらベチャベチャ…。何度も落ち込みました。

冷凍した豆腐おやきをうまく解凍するには、「自然解凍しない」「ラップごと温める」ことがポイントです。

私が実践して効果を感じた方法はこちらです:

  • 凍ったままラップした状態でレンジ加熱(600Wで20〜30秒)
  • 加熱後、1〜2分ほど放置し余熱で中まで温める
  • 水分が出たときはキッチンペーパーで軽く押さえる

自然解凍だと食感が変わってしまうことが多かったので、今はすべてレンジ解凍にしています。

メモ:ラップ冷凍+そのままチンが最強の時短テク。朝の1分で主菜が完成します。

まとめ

まとめ

離乳食で豆腐を活用することは、赤ちゃんにもパパにも大きなメリットがあります。

栄養があり、やさしい食感で食べやすく、アレンジも自在。
しかも、冷凍もできて手間を減らせるので、忙しい日々の中でも心強い味方になってくれます。

私自身、うまくいかないことも多かったですが、試行錯誤しながら工夫を重ねるうちに、
「今日は完食してくれた!」という小さな喜びを積み重ねることができました。

調味料なしでも素材の味を楽しんでもらう工夫や、
見た目・香り・形のちょっとした変化が、食べる意欲につながっていきます。

豆腐は、離乳食のスタートにも継続にもぴったりの万能食材。
焦らず・比べず・ゆっくりと、赤ちゃんと一緒に楽しんでいきましょう。

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