生活 育児

おしゃぶり 卒業 グッズ5つ|夜泣きも落ち着いた理由

「おしゃぶり、そろそろ卒業させたいけど…どうしたらいい?」
そんな悩みを、僕も何度も抱えました。
特に夜、眠たいのにグズグズが始まると、こちらまで心が折れそうになりますよね。
我が家では、おしゃぶりをやめさせるまでに時間も手間もかかりましたが、いくつかの「卒業グッズ」に救われた経験があります

この記事では、実際に使って効果を感じた「おしゃぶり卒業グッズ」5つをご紹介します。
ただの商品紹介ではなく、「どう使ったらうまくいくのか」まで丁寧にお伝えしますので、
同じように悩むパパ・ママのヒントになればうれしいです。

無理やりやめさせるより、「安心して手放せる環境作り」が大切
子どもにとっても、親にとっても、ストレスの少ない卒業を目指しましょう。

「おしゃぶり、そろそろ卒業させたいけど…どうしたらいい?」
そんな悩みを、僕も何度も抱えました。
特に夜、眠たいのにグズグズが始まると、こちらまで心が折れそうになりますよね。
我が家では、おしゃぶりをやめさせるまでに時間も手間もかかりましたが、いくつかの「卒業グッズ」に救われた経験があります

この記事では、実際に使って効果を感じた「おしゃぶり卒業グッズ」5つをご紹介します。
ただの商品紹介ではなく、「どう使ったらうまくいくのか」まで丁寧にお伝えしますので、
同じように悩むパパ・ママのヒントになればうれしいです。

無理やりやめさせるより、「安心して手放せる環境作り」が大切
子どもにとっても、親にとっても、ストレスの少ない卒業を目指しましょう。

おしゃぶり 卒業 グッズ5つを紹介

①お気に入りタオルで安心感アップ

おしゃぶりの代わりに“安心できるタオル”を用意するだけで、卒業がぐっと楽になります。
赤ちゃんは、肌触りのいい布に触れると安心することがよくあります。
特に寝る前など、いつも同じタオルがそばにあるだけで落ち着いてくれることが多かったです。

わが家では「しましまぐるぐるのタオルブランケット」を使っていました。
洗い替えも用意して、常に清潔な状態で使えるようにしておくと、習慣として根づきやすいと感じました。

  • 赤ちゃんが気に入る柄や色を選ぶ
  • 持ち歩けるサイズにする
  • においがついてもすぐ洗える素材にする

おしゃぶりをくわえなくても「これがあれば大丈夫」と思える存在をつくることが、卒業への第一歩になります。

②光るぬいぐるみで夜も安心

夜が怖くて眠れない子には、光るぬいぐるみが心強い味方になります。
おしゃぶりに頼るのは「暗くて不安」「静かでさみしい」など、心理的な不安が理由のことも多いです。

我が家で効果があったのは「やさしい光でほのかに光るぬいぐるみ」でした。
特に「こえだちゃんのひかるおともだち」シリーズは、強すぎない光と短い音楽つきで、寝かしつけにちょうどよく感じました。

  • 音量や明るさを調整できるか確認
  • 寝る前だけ使うルールを作る
  • 親が隣で触れながら使う

「光ってる=寝る時間」と思えるようになれば、おしゃぶりがなくても不安にならなくなりました。
毎晩のリズムをつける道具としても優秀です。

③音の出る絵本で寝かしつけ

寝かしつけがスムーズになると、おしゃぶりへの依存も自然と減っていきます。
その助けになったのが、音の出る絵本でした。
ただ読み聞かせるだけでなく、音楽や音で集中が切り替わることで、気持ちをそらしやすくなります。

中でも「おやすみロジャー」の音つき絵本は、落ち着いたリズムの語りと音が一体となっていて、うちの子も数分でまぶたがトロン…ということがよくありました

  • 読み始める前に電気を少し暗くする
  • 絵本はおしゃぶりの代わりとして渡す
  • 終わったら必ず「おやすみ」を言って布団へ

おしゃぶりで眠る→音と絵本で眠るという切り替えが成功すれば、卒業まであと一歩です。

④歯固めおもちゃに置きかえ

口に何かを入れたい気持ちが強い子には、歯固めおもちゃが有効です。
特におしゃぶりを長く使ってきた場合、急に何もないと不安が強くなります。
だからこそ、「代わりになるもの」を手に取れるようにしておくのが大切です。

おすすめは「ピジョン 歯がため キュートフルーツ」シリーズです。
見た目もかわいく、持ちやすくて柔らかすぎず、噛むことで安心感を得ている様子がありました。

  • おしゃぶり代わりとして渡すタイミングを工夫
  • 「これ噛んでていいよ」とやさしく声をかける
  • 清潔に保つことを意識する

「くわえる物がなくなる」のではなく「くわえてもいい物に変える」ことで、子ども自身も安心して前に進めるようになります。

⑤シールごほうび作戦でやる気UP

どうしてもおしゃぶりを手放せない子には、目に見えるごほうび作戦が効果的です。
うちでは「寝るときにおしゃぶりを使わなかったら、シールを1枚」貼る方法をとりました。
シンプルですが、子どもにとって“見える達成感”はとても大きいです。

百均で買えるキャラクターシールと、手作りの「シール台紙」を用意して、3日連続でできたらおもちゃ1つごほうびというルールも作りました。

  • 目標は「一晩だけ」など小さく設定
  • 失敗しても叱らず「また明日があるよ」と伝える
  • シールは子どもに自分で貼らせる

子どもに「できた!」という体験を重ねてもらうことが、卒業の一番の近道でした。

おしゃぶり 卒業 グッズ選びのコツ

年齢に合う安全なものを選ぶ

グッズを選ぶときにいちばん大事なのは、「安全性と年齢に合った作りかどうか」だと痛感しました。
赤ちゃんは何でも口に入れるので、誤って飲みこんでしまう小さな部品や、硬すぎる素材は避ける必要があります

僕がよく確認していたのは以下のポイントです:

  • 対象月齢が明記されているか
  • 角がなく、口に入れてもケガをしにくい形か
  • 消毒や洗浄がしやすいかどうか

たとえば、歯固めを選ぶときに「ピジョン」と「カミカミBaby(リッチェル)」で迷いましたが、ピジョンのほうが月齢に応じてサイズが細かく分かれていて安心感がありました
硬さもやさしく、うちの子はそちらに落ち着きました。

子どもに安心して使わせられるものを選ぶことで、卒業グッズは“味方”になってくれます。目安より少し上の年齢でも、安全設計かどうかをしっかり確認することが大切だと学びました。

子どもの性格にあわせて試す

おしゃぶり卒業グッズは、「これが正解」というより「わが子に合うかどうか」がすべてだと実感しました。
うちの子は気に入らないとすぐに投げてしまうタイプだったので、親の好みで買ったグッズはことごとく失敗…。
その子の性格や反応を見ながら、「これはどう?」と少しずつ試していく姿勢が必要でした。

たとえば、

  • 慎重な子なら、音が静かなぬいぐるみから
  • 好奇心が強い子なら、歯固めや音の出る絵本から
  • シールなど“がんばり”を見える形で評価されたい子も
といったように、タイプによって相性のいいグッズは変わります

「全部試してダメだった…」と落ち込んだ時期もありましたが、子どもの反応を見て少しずつ調整していくことで、必ず合うものが見つかると感じています。
その過程こそが、親子で向き合う大切な時間だったのかもしれません。

実体験|パパが選んでよかったもの

最初はうまくいかなかった話

最初の挑戦は、正直うまくいきませんでした。
おしゃぶりを手放してもらおうと、思いつきで「歯固めおもちゃ」や「お気に入りのぬいぐるみ」を買い集めましたが、どれもすぐにポイッと投げられてしまいました

なぜ失敗したのか。今振り返ると、

  • 親が使わせたいものを優先して選んでいた
  • 代わりのグッズを急に渡してしまった
  • 子どもが安心できる「理由」を考えていなかった
という点に気づかされます。

たとえば、「コンビの歯がためリング」は見た目もかわいくて柔らかく、買った時は「これならいける!」と手ごたえを感じたのですが、渡し方やタイミングが悪くて結局見向きもされませんでした

子どもにとっては、おしゃぶりをやめること自体が大きな変化です。
その重みを理解せずに進めたことが、失敗の原因だったと痛感しました。

試行錯誤の末たどり着いた答え

うまくいかない日々が続いた中で、少しずつ効果が見えはじめたのは「お気に入りタオル」と「音の出る絵本」を組み合わせたときでした。
それまでどちらも単体では続かなかったのですが、寝る前の“習慣”として並べたことで、子どもが安心して眠れるようになったのです。

使ったのは、

  • 「しましまぐるぐるのミニタオル」:肌触りがよく、常にそばに置ける
  • 「おやすみロジャー(音つき絵本)」:静かな声と音楽で気持ちが落ち着く
という2つのグッズです。

最初は嫌がる日もありましたが、毎晩同じ順番で布団に入り、「タオル→絵本→ねんね」と声をかける習慣を続けたことで、子どもも自分のペースで卒業へ向かってくれました。

一番の学びは、「ひとつで解決しようとしないこと」です。
グッズはあくまで“きっかけ”であって、毎日の関わり方こそがいちばんの卒業サポーターだと、身をもって感じました。

おしゃぶり 卒業後の変化とは?

夜泣きの回数が減った理由

おしゃぶりを卒業してから、思った以上に夜泣きの回数が減りました。
最初は逆に増えるんじゃないかと心配していたのですが、「眠る=安心できる流れ」が定着したことで、泣く理由そのものが減ったように感じます。

我が家で実践したポイントは次のとおりです:

  • 寝かしつけの時間を毎日同じにする
  • お気に入りのタオルと絵本をセットで使う
  • おしゃぶりに頼らず眠れた日はたっぷりほめる

これらを続けるうちに、「おしゃぶりがないと寝られない」という気持ちが自然と消えていったようでした
夜泣きの原因のひとつが「習慣の乱れ」だったことに気づかされました。

もちろん最初の数日はぐずる時間もありましたが、1週間を過ぎたころからはぐっすり眠れる日が増えてきました
おしゃぶり卒業=夜泣き悪化ではなく、むしろ改善につながる場合もあるというのは、意外な発見でした。

子どもの自信と成長にびっくり

おしゃぶりを手放してから、子どもが目に見えて変わったと感じています。
それまでは少しのことで不安そうな表情を見せていたのに、卒業後は「自分でできた」という達成感からか、気持ちが安定してきました

具体的にはこんな変化がありました:

  • 眠る前に「トントンして」と自分からお願いできるように
  • 朝起きたときの機嫌がよくなった
  • 自分でお気に入りの絵本を持ってくるようになった

こうした行動から、赤ちゃんから少しお兄ちゃんになったような成長を感じました
最初は「かわいそうかな」と迷いながらのスタートでしたが、親が信じて見守ることで、子ども自身の力が引き出されるのだと実感しています。

たかがおしゃぶり、されどおしゃぶり。
手放すことで得られるのは、静かな夜だけではなく、「自信」と「親子の絆」も含まれていたと、今では感じています。

まとめ|卒業には「安心」が大事

焦らず少しずつがコツ

おしゃぶりの卒業で何より大切なのは、急がず「安心」を優先することだと実感しました。
親の都合で「今日からやめよう」と思っても、子ども自身が納得していないと、かえって不安や夜泣きが増えてしまうことがあります

私も最初は「もうそろそろ年齢的にもやめなきゃ」と焦って、急におしゃぶりを取り上げようとしました。
しかし、予想以上に泣き続けたり、眠れずイライラしてしまったりと、親子ともにつらい日が続きました。

その経験から、次のようなステップを踏むことが大切だと学びました:

  • まずは「おしゃぶり以外の安心材料」を一緒に使う(お気に入りのタオルやぬいぐるみ)
  • 慣れてきたら寝る前だけおしゃぶりを減らす
  • 失敗しても責めず、「また明日チャレンジしようね」と声をかける

このように、少しずつ段階を踏むことで、子どもは「やめなさい」と言われてやめるのではなく、「自分からやめられた」という感覚を持つことができます

我が家では、最終的に「音の出る絵本」と「光るぬいぐるみ」の力を借りながら、約2週間かけて卒業までたどりつきました
決して短い道のりではありませんでしたが、そのぶん親子の信頼関係も深まりましたし、なにより“泣かずに寝てくれる日”のありがたさが身に染みました

おしゃぶり卒業は「がんばらせること」ではなく、「安心してやめられる環境」を整えることが何よりのポイントです。
焦らず、子どもに寄り添いながら進めていくことが、結果として一番の近道になると、今なら自信を持って言えます。

パパも子どもも成長のチャンス

おしゃぶり卒業の過程は、子どもだけでなく、パパである自分自身にとっても大きな成長の機会でした。
最初は「寝かしつけを早く終わらせたい」「手間を減らしたい」と思うことが多く、つい楽な方に流れてしまいそうになる日もありました

しかし、うまくいかない夜が続く中で、「どうしたらこの子は安心できるんだろう」「なにを不安に感じているんだろう」と、子どもの気持ちを想像することの大切さに気づかされました。

そのうえで次のようなことを実践してみました:

  • 「寝られたらOK」ではなく「不安が減ってきたか」を観察
  • 小さな成功でも大げさにほめる
  • 一緒に「頑張ってみよう」と声をかけ、子どもの気持ちを引き出す

こうした積み重ねが、子どもとの関係性を変えました
それまではどこか「手をかける対象」として接していたのが、ひとりの“気持ちを持った人”として向き合えるようになった気がします。

卒業後、子どもは「パパ、ぼくがんばったよ」とうれしそうに話してくれました。
その姿を見たとき、ただおしゃぶりをやめる以上に大切な「自信」と「経験」を得られたのだと確信しました

育児には正解がなく、遠回りすることもたくさんあります。
でも、こうして試行錯誤を重ねながら、子どもと一緒に歩んでいく道のりそのものが「子育ての醍醐味」なのだと実感しています

おしゃぶりの卒業は、きっと家族みんなにとっての節目になります。
うまくいかない日もあると思いますが、それもまた、親子の絆を深めるチャンスとして、大切にしていけたらと思います。

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